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YTVよみうりテレビ

以前は、日本テレビの裏をローカル枠に変えてタイガース戦を中継していたが、 今は日テレの中継がほとんどなくなり、よみうりテレビの中継も激減。生粋の虎キチ・諸國沙代子アナを活かせていない。

そもそもが21時までに中継が終了してしまうため、評判は良くない。 中継スタイルはオーソドックスだが、少し画面が暗めに見える。

かつては「週刊トラトラタイガース」なるタイガース番組をレギュラー放送し、 情報提供量は関西圏のテレビ局でも随一だったが、2005年3月で終了。 前述のように中継も少なくなったため、実況アナウンサーの技術低下も著しく、 テコ入れが必要な状況になっている。23年度は久々の専属として能見篤史を解説者に迎え、名門復活なるか?

川藤幸三

川藤幸三
経歴 阪神
解説スタイル 阪神100、他はゼロの川藤節は今も健在。もはや解説者の体をなしていないが、阪神ファン代表としてこのまま突っ走ってほしい。 YouTubeでは小山正明や江夏豊、藤田平らレジェンドを招き、昔話しているが、おじいちゃんならではの「最近の若いもんは」という愚痴が目立つ。 いつまでも明るく朗らかなカワトーさんでいてほしい。
キーワード アイスキャンデー欲しさに野球始める。若いころは俊足。アキレス腱やってからは代打稼業。「カワトー出さんかぇ!」。春団治はもともと大阪なのに、ついた異名は「浪花の春団治」。オールスターで左中間を抜くあたりを打ち、走塁中足がもつれそうになるも、1塁ベースコーチの王がぐるぐる腕を回していたので2塁を狙い、アウトになる。生涯安打数211本。イチローに1年で追いつかれかけたことを講演会のネタにしている。情報番組「週刊トラトラタイガース」では遥洋子との異色コンビが人気に。 順位予想は常に1位が阪神、最下位は巨人。 同期入団の旧友・中村勝広に呼ばれ現場復帰。 1年目は外野守備走塁コーチとしてノックの打球を次々とスタンドに放り込む。2年目は総合コーチというよくわからない肩書になり、河野旭輝チーフコーチとの確執を生むなどして、この年限りで退団。「阪神タイガース再建白書」なる巻き物をしたため、三好一彦球団社長に直談判。 若手にどんぶり飯をたらふく喰わせて、胃から潰す。モルツ球団のCMに登場し「ほんまに出してどないすんねん」。OB会会長。 発言したフレーズを収録したサンプリングCDが発売される。 球団から藤川球児奪還の命を受け、高知に赴き「お前が着るべきユニフォームは阪神のユニフォームや」と説得する。 脳腫瘍のため志し半ばで引退した横田慎太郎の後見人になる。

能見篤史

能見篤史
経歴 阪神-オリックス
解説スタイル 現役時代は寡黙でニヒルなイケメンエースだったが、オリックス移籍あたりから能弁に話すようになってきた。 苦手そうな川藤OB会長とのコンビが多くなるだろうが、オリックス2連覇を兼任コーチとして支えたノウハウを武器に、よみうりに新風を吹き込むことができるか?
キーワード 鳥取城北高校時代は、井川慶やビッグマウス川口知哉とともに「高校左腕三羽ガラス」を結成するほど空白の「松坂の1年前世代」 の代表選手。大阪ガス時代に映画「ミスタールーキー」のエキストラに選ばれ、背番号14のタイガースのユニフォームを着て銀幕デビュー。 クライマックスの胴上げシーンでは小刻みにジャンプする。さらに、ドラフト1位で阪神入団後、その背番号14を付けてすぐに優勝。 自身は4勝に留まり「勝手に優勝してた」。 その後は鳴かず飛ばずで、魔改造で有名な久保康生コーチに「どうせあかんねんから、横から投げてみぃ」と暴言吐かれる。 真弓監督就任後に開花し、エース級の働き。美しいワインドアップ。緩慢な守備が失点につながったマット・マートンが試合後「(先発登板していた)ノウミサン嫌イダカラ、点アゲタ」とジョークのコメントを出したのがゴシップの餌食に。猛省したマートンにコトあるごとに「ノウミサン、アイシテル」と連呼される。自由契約後、兼任コーチとしてオリックスに移籍。宮城大弥ら若手投手陣からの信頼を獲得し、2連覇に貢献。引退後は専任コーチの要請を受けるも固辞。